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タイプ「海岸・岬」

積丹半島の海岸の写真

写真提供:積丹観光協会

積丹半島の海岸 ( 北海道 余市町 / 北海道 古平町 / 北海道 積丹町 / 北海道 神恵内村 / 北海道 泊村 )

積丹半島は小樽市の西、日本海に突き出した半島であり、余市町から岩内町に至る国道229号線(積丹半島ブルーライン)約100kmに及ぶ海岸線で奇岩群が連続する地域である。積丹半島の中でも「神威岬」「島武意海岸(積丹岬)」「黄金岬」が主な見どころであり、その他美しい海岸、奇岩が連続している。海岸線はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指...

宗谷岬の写真

宗谷岬 ( 北海道 稚内市 )

宗谷丘陵の先端部に位置する。丘陵の裾にあたる海沿いに、駐車場や商業施設が整備されており、岬の突端には「日本最北端の地の碑」が北緯45度31分22秒の位置に置かれている。すぐそばには間宮林蔵*の像が海峡に向かって立っている。  この後背地に当たる丘陵部は、宗谷岬公園として整備されており、宗谷岬展望台、宗谷岬灯台、旧海軍望楼...

能取岬の写真

能取岬 ( 北海道 網走市 )

網走市内の北側に位置する、ゆるやかな弧を描く海岸線がオホーツク海に突きでた岬。砂浜が続くオホーツク沿岸にあって、知床半島、神威岬と並び、およそ40~60mの高さの断崖絶壁がせりだした地形である。アイヌ語の「ノッ・ホロ(岬・の所)」に由来している。断崖の上は比較的平坦で、先端には1917年建築の白と黒に塗りわけられた灯台が立つ...

知床半島の海岸の写真

知床半島の海岸 ( 北海道 斜里町 / 北海道 羅臼町 )

知床半島は北海道の東北端から北北東に突き出た半島で、長さ約65km、幅は基部で約25km。北側(ウトロ側)はオホーツク海に面し、南側(羅臼側)は根室海峡をはさんで国後島に相対している。知床半島はアイヌ語では「地の涯て」を意味する「シリエトク」と呼ばれている。海岸線は切り立った崖であり、ウトロ側はおよそ20~30mの海岸段丘となっ...

襟裳岬の写真

写真提供:えりも町役場 産業振興課

襟裳岬 ( 北海道 えりも町 )

造山運動によって形成された南北150kmにわたって2,000m級の山々が鯨の背骨のように連なる日高山脈が、太平洋に落ち込むところが襟裳岬である。この岩礁地帯は襟裳岬展望台*から沖合2kmかけて海へと沈み、海面下でも6km先まで続いている。日高山脈がそのまま太平洋に沈みこんでいることを表している。常に風が強く、ここには高い樹木は見られ...

納沙布岬の写真

写真提供:根室市観光協会

納沙布岬 ( 北海道 根室市 )

根室半島の突端、北海道最東端の岬である。珸瑶瑁(ごようまい)海峡(水道)をはさんで3.7kmの海上には貝殻島があり、島との中間1.8kmの海上には、日露間で領有に関し見解の異なる境界線が存在している。  岬の右手には1872(明治5)年に建設された道内最古の納沙布燈台*1が立ち、左手には望郷の岬公園(四島のかけ橋*2)が広がり、その公...

野付半島の写真

写真提供:別海町観光協会

野付半島 ( 北海道 標津町 / 北海道 別海町 )

知床半島と根室半島の間に位置し、標津町の南からエビが背を曲げたように根室海峡に突き出た半島で、全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)*1。その幅はもっとも細いところで130mぐらいしかない。海岸線は野付湾側が入り組んでいるのに対し、海峡側は単調である。半島の大部分は平坦で草原と湿原で占められ、湾沿いの一部にミズナラ・ダケカン...

滝瀬海岸(シラフラ)の写真

写真提供:乙部町役場 産業課

滝瀬海岸(シラフラ) ( 北海道 乙部町 )

乙部町は渡島半島の西部の日本海に面しており、南は江差町、北は八雲町に接している。海岸線沿いに江差町から乙部町に入った直後に長さ約500m・高さ約20mの白壁の断崖がそびえ立つ滝瀬海岸がある。  乙部町役場から南に約1.2km、1国道を右折してくぐり岩への駐車場へ。ここから南側に徒歩で500m海岸線を歩いて到達できる。また、2国道を右...

スコトン岬の写真

スコトン岬 ( 北海道 礼文町 )

礼文島の北端につきでるようにのびた岬。漢字では「須古頓岬」。アイヌ語のサク・コタン(夏の・集落)、またはシコツネ・トマリ(大きな窪地・入り江)だといわれている。トド島を眼前にして日本海とオホーツク海が広がる風光の地。岬の縁は断崖になっているが、上部は比較的平坦で、先端付近まで道路が通っている。先端の展望所からは、無...

種差海岸の写真

種差海岸 ( 青森県 八戸市 )

八戸市の東部、太平洋に面している。蕪島から東の鮫角(さめかど)を南に回って南北約12kmの連続した白い砂浜と岩礁の海岸である。探勝の中心はJR八戸線陸奥白浜駅と種差海岸駅の間、約2kmの海岸が遊歩道で結ばれているエリア。ここの海岸はおだやかな海面を前にして低い段丘が緑の芝におおわれて連続し、一帯は独特の気候に育まれた海浜植物...

尻屋崎の写真

尻屋崎 ( 青森県 東通村 )

下北半島の北東端であり、津軽海峡をはさんで北海道恵山岬と相対している。岬付近の海域は、岩礁が多く、潮の目*にもなっているために、むかしから船の墓場として恐れられてきた。岬の先端には高さ32.8mの尻屋埼灯台*がある。  岬付近の台地は緑の草原に牛馬が群れ、明るく牧歌的な風景である。放牧されている馬は寒立馬*(かんだちめ)...

大間崎の写真

大間崎 ( 青森県 大間町 )

下北半島の先端、北緯41度33分 本州最北端の岬で、大間崎と北海道との距離は、わずか17.5km。岬の先端には「本州最北端の地」の碑やマグロ一本釣りの町の「マグロ像」*などのモニュメントがあり写真撮影スポットとなっている。また岬から600m離れた海上にある弁天島と大間埼灯台が岬らしさを感じさせ、絶好の写真背景である。弁天島には赤く...

仏ヶ浦の写真

仏ヶ浦 ( 青森県 佐井村 )

斧の形をした下北半島の刃の部分、津軽海峡に面した福浦(ふくうら)と牛滝(うしたき)の間約2kmの白い岩の奇岩からなる海岸線である。  名前の由来は、アイヌ語の「ホトケウタ-仏のいる浜」が転訛した結果「仏ヶ浦」と呼ばれるに至ったという説や、「如来の首、十三仏、五百羅漢等の姿が仏像仏具を思わせ、ほとんどが仏の名にちなんでい...

龍飛崎の写真

龍飛崎 ( 青森県 外ヶ浜町 )

津軽半島の突端、龍飛崎は北緯41度15分に位置し、津軽海峡をへだてて向かいあう北海道の白神崎とはわずか20kmの距離にある。岬付近は標高100m前後の高台になっており、北西寄りに龍飛崎灯台が立っている。  龍飛崎の周辺には、小説「津軽」の一文を刻んだ「太宰治*文学碑」があり、台地の上の碑の丘には川柳作家「川上三太郎*句碑」、幕...

黒崎の写真

写真提供:普代村

黒崎 ( 岩手県 普代村 )

岩手県沿岸北部、北山崎の北方5kmにある岬で、弁天崎まで連なる断崖の北端にあたり、150~200mの高さから黒っぽい絶壁が海に落ち込んでいる。隆起した海岸が荒波に削りとられて、ほぼ垂直に切り立った崖が形作られた隆起海岸である。夏に吹くやませ*による濃霧や航路を妨げる冬の荒海のなかの指標となっている。  赤松の自然林におおわれ...

北山崎の写真

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構

北山崎 ( 岩手県 田野畑村 )

岩手県沿岸北部、田野畑村の北東端にあり、陸中海岸の代表的な景観で、隆起した海岸が荒波に削りとられて、ほぼ垂直に切り立った崖が形作られた隆起海岸である。高さ約200mの大断崖が連なる「北山崎」は、日本の海岸風景の中で最も迫力のある海岸美を誇り、弁天崎~北山崎~黒崎の間は断崖が連続していることから海のアルプスともよばれてい...

鵜の巣断崖の写真

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構

鵜の巣断崖 ( 岩手県 田野畑村 )

岩手県沿岸北部、田野畑村島越の南にある。鵜の巣断崖の形成の歴史は北山崎よりも古く、海洋プレート上のさまざまな堆積物などが約1億4,000万年前に大陸プレートに押し付けられ、強い圧力によって極めて複雑に変形した岩石(付加体)からできている。その後隆起し海成段丘が形成された。隆起した海岸が荒波に削りとられて、ほぼ垂直に切り立...

碁石海岸・碁石岬の写真

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構

碁石海岸・碁石岬 ( 岩手県 大船渡市 )

碁石海岸は、三陸自動車道大船渡碁石海岸ICから車で約15分、大船渡湾の南に突き出た末崎半島の東南部の先端約6kmの海岸線。海岸の東南に位置する「碁石浜」に、波で磨かれた黒い玉砂利が敷き詰められていることが名前の由来だというのが一説。黒い玉砂利は、海岸付近にある、泥からできた岩石(黒色頁岩)が、波によって崩れ、洗われ、丸石化...

山田湾の写真

写真提供:山田町

山田湾 ( 岩手県 山田町 )

盛岡から車で2時間、岩手県三陸沿岸のほぼ中央に位置する山田町。山田湾は、重茂(おもえ)半島と船越半島に囲まれた、周囲30km、ほぼ円形に近い湖水のように波静かな湾であり、「海の十和田湖」とよばれている。  湾内には無人島の大島、小島が浮かぶ。周囲約900m、面積26,960㎡の大島は、1643(寛永20)年、オランダ船「ブレスケンス...

浄土ヶ浜の写真

写真提供:宮古市

浄土ヶ浜 ( 岩手県 宮古市 )

浄土ヶ浜*は、宮古市の北東、宮古湾にこぶのように突き出た半島の北側にある。東北自動車道盛岡南ICから車で90分、第一駐車場から徒歩10分から15分、JR宮古駅からバス(浄土ヶ浜行)に約20分乗り、浄土ヶ浜バス亭下車してすぐの場所にある。  約4400万年前の古第三紀(白亜紀の次の時代)に形成されたといわれ、火山岩からできた白い岩と...

松島の写真

松島 ( 宮城県 松島町 / 宮城県 利府町 / 宮城県 塩竈市 / 宮城県 東松島市 / 宮城県 七ヶ浜町 )

湖のように波静かな松島湾に浮かぶ八百八島と呼ばれる大小、約260の島々。その景観を松尾芭蕉が『おくのほそ道』で「扶桑第一の好風にして」と絶賛した、江戸時代に選定された日本三景*の一つである。現在、広い意味で松島と呼ばれるのは、七ヶ浜町の御殿崎から松島湾をへだてて東松島市波島の南端とを結ぶ線と、鳴瀬川河口右岸から波島東端...

男鹿西海岸の写真

男鹿西海岸 ( 秋田県 男鹿市 )

秋田県の中央部、日本海に突き出している男鹿半島は、かつては、本土から切り離されていた島であったが、北側の米代川と南側の雄物川などが運んだ土砂により成長した砂州、砂丘がつながり、八郎潟を抱える形で陸繋島となり半島となった。  半島は海岸段丘が発達しており、さらに西部には標高715mの本山(ほんざん)火山群、東部には標高355...

犬吠埼の写真

犬吠埼 ( 千葉県 銚子市 )

犬吠埼は、銚子半島の最東端、太平洋に突き出た岬である。三方を海に囲まれた高さ約20mの海食台地で、複雑な地質構造を示す古生層・中生層からなっている。植物は、コウボウムギ、ハマエンドウ等の砂浜植物のほか、ハチジョウススキ、トベラ等の風衝面群落がみられる。動物は、ウミウ、ウミネコ、オオハム、アビ、カモメ等が生息している。 ...

富津岬の写真

写真提供:富津市商工観光課

富津岬 ( 千葉県 富津市 )

富津岬は、富津市の北部に位置し、東京湾上にツルのくちばしのように突出する岬である。約5kmの細長い砂嘴(さし)で形成されており、わずか約10kmの海上を挟んで相対する三浦半島観音崎とともに東京湾の入口をなしている。  江戸時代に白河藩・松平定信が幕府より房総の海岸防備を命ぜられ、富津台場に砲台を築いた。明治時代になると、外...

大野亀の写真

大野亀 ( 新潟県 佐渡市 )

願集落の西端から海に突き出した、大亀が寝ているような姿の巨岩。標高167mの一枚岩の岩壁は雄大そのもので、岩肌を草が覆っている。  半島の付け根一帯は草原になっており、5月下旬~6月上旬にかけて、50万株100万本のトビシマカンゾウの群落が一面に花咲くと、青い海を背景に黄色のカーペットを敷いたようでみごとである。

親不知・子不知の写真

写真提供:一般社団法人糸魚川市観光協会

親不知・子不知 ( 新潟県 糸魚川市 )

市振から落水(おちりみず)までの15kmの海岸を親不知・子不知*と呼び、親不知駅の西10kmを親不知という。北アルプスの北端が日本海に落ち込み、400~500mの断崖絶壁を見せている景勝地。1883(明治16)年に国道が開通されるまでは、旧北陸街道の最大難所で、むかし旅人はこの崖下の狭い砂浜を大波が来ないうちに命がけで通過した。  北陸...

笹川流れの写真

写真提供:村上市山北支所

笹川流れ ( 新潟県 村上市 )

県北部、浜新保から寒川(かんがわ)まで11kmにわたり独特の奇岩景観を見せている海岸線をいう。笹川流れの名称は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地笹川集落の名にちなんで付けられた。  隆起花崗岩が日本海の荒波で浸食されたもので、青々と松が茂る奇岩礁と、白砂の浜が交互に続き、前方に粟島が横たわる。頼三樹三郎*は...

千里浜海岸の写真

写真提供:羽咋市

千里浜海岸 ( 石川県 羽咋市 / 石川県 宝達志水町 )

千里浜海岸は、能登半島の基部西岸、宝達志水(ほうだつしみず)町今浜から羽咋(はくい)市千里浜までの海岸線約8㎞である。中でも、「千里浜なぎさドライブウェイ」は日本で唯一、世界でも珍しい「車で走行できる砂浜」であり、石川県の誇る貴重な財産である。  車が走行できるのは、砂の粒子が小さく、粒か揃い、適度な水分を含むと全体...

九十九湾の写真

九十九湾 ( 石川県 能登町 )

深い入り江が大小九十九もあるとされこの名がついたといわれている典型的なリアス式海岸*の小湾である。江戸時代中期に著わされた「能登名跡誌」には、「風景日本の三景にもひとしき處也。誠に風景仙境共云つべし。」とあり、古くから景勝地とされていた。東西1km、南北1.5kmの小さな湾の中に入り組んだ延長13kmにもおよぶ海岸線には赤松が...

東尋坊の写真

東尋坊 ( 福井県 坂井市 )

国の天然記念物・名勝に指定されている東尋坊。巨大な柱状の岩(柱状節理*)が約1kmにわたり広がる豪快な景観が特徴。 長い年月をかけて日本海の波や風に浸食された荒々しい風景に悠久の大自然を感じることができる。

水晶浜の写真

写真提供:一般社団法人若狭美浜観光協会

水晶浜 ( 福井県 美浜町 )

JR小浜線美浜駅の北東、敦賀半島の西側中央に位置する。ビーチから常神半島が一望できる。白砂の粒がたいへんきめ細かく、水晶のように輝く砂浜ということで、この名前がついた。透明度も高く、日本の水浴場88選の一つでもある。  両サイドは、山が海に落ち込み、その先端は岩礁となり、浜は弧を描く。浜の西側(海に向かい右手)は鳴き砂...

気比の松原の写真

写真提供:一般社団法人敦賀観光協会

気比の松原 ( 福井県 敦賀市 )

敦賀駅の北西、敦賀湾に面して美しい砂浜と松林は、南北400m、東西約1km、面積は約34万m2で、その中には松原公園や遊歩道などがあり、海浜公園となっている。白砂青松のコントラストが美しく、アカマツやクロマツ、フランス海岸マツなどが茂っている。夏は海水浴場となって賑わう。  古来より、氣比神宮の神苑として、神人が近...

南伊豆の海岸(石廊崎~波勝崎)の写真

南伊豆の海岸(石廊崎~波勝崎) ( 静岡県 南伊豆町 )

伊豆急行線伊豆急下田駅から国道136号線、県道16号を経て南西へ18kmほどのところに石廊崎がある。その石廊崎から波勝崎までの海岸線は、多数の岩脈の上に海底火山から噴出した溶岩や火山灰などの火山性堆積物が地層を形成し、さらには陸上側の火山が載る形となっているため、複雑多様な地質・地形となっている。それを太平洋の波浪が浸食した...

三保松原の写真

写真提供:公益財団法人するが企画観光局

三保松原 ( 静岡県 静岡市 )

JR東海道本線清水駅から南へ約6kmの駒越を基点に、東北方向へ約5kmに及ぶ砂嘴*1が駿河湾に突出している。この砂嘴の内側には清水港を抱え、駿河湾に面した外側に白砂と松の緑が連なる浜があり、これが三保松原である。  松原の東北端の鎌ガ崎付近は海越しの富士山の眺望がよく、『万葉集』以来の歌枕*2として親しまれ、江戸時代には浮世絵*...

堂ヶ島海岸の写真

堂ヶ島海岸 ( 静岡県 西伊豆町 )

伊豆西海岸のほぼ中央、堂ヶ島の瀬浜から安城岬(あじょうみさき)にかけての2kmほどの海岸線。海上に白色の安山岩質凝灰岩からなる大小の波食群島を浮かべ、島には松が茂り、松島に似た風景を造っている。これらは海底に堆積した火山物質が、いったん隆起したのち沈降して多島海となったもので、島の表面に風波の浸食によって斜交層理と呼ば...

千本松原の写真

千本松原 ( 静岡県 沼津市 )

狩野川河口の西、千本浜公園から駿河湾に面し、緩やかな弧を描くように田子の浦港近くまで延長約15km、幅100~200mほど続くマツ林。クロマツを中心とした造林地で、本数は10数万本に及ぶともいわれている。千本浜公園へは東海道本線沼津駅から南約1.6km。また、同線片浜駅や東田子の浦駅からもマツ林や浜に近い。             ...

浜岡砂丘の写真

写真提供:御前崎市

浜岡砂丘 ( 静岡県 御前崎市 )

御前崎から天竜川の河口まで約30kmにおよぶ遠州灘沿いの海岸線は南遠大砂丘と呼ばれ、そのなかで代表的な砂丘の1つが浜岡砂丘である。この砂丘ができたのは今から3,000~4,000年前、天竜川から吐き出されたおびただしい流砂が遠州灘の荒波によって運ばれ、さらに強い季節風によって陸地に吹き上げられたためという。  砂の色は白に近く、...

城ヶ崎海岸の写真

城ヶ崎海岸 ( 静岡県 伊東市 )

伊豆半島の東海岸、半島の付け根にあたる熱海から国道135号線で南へ約35km、北は富戸(ふと)集落の払(はらい)から南は八幡野集落まで、全長約9kmの海岸をいう。約4000年前に大室山が噴火した際、東南及び南に流出した溶岩流によって溶岩台地が生成され、相模灘に向けて舌状に突き出した小半島が形成された。その先端部の溶岩崖は、波の浸...

石見畳ヶ浦の写真

写真提供:一般社団法人 浜田市観光協会

石見畳ヶ浦 ( 島根県 浜田市 )

JR山陰本線下府(しもこう)駅の北へ約2km、国分町唐鐘(とうがね)海岸にある。1872(明治5)年の浜田地震で隆起したといわれるもので、高さ20mの海食崖、約5万m2の千畳敷と呼ばれる隆起海床*が広がる。これは第三紀層の礫岩・砂岩・頁岩の互層で、中に貝の化石や鯨の骨を含んでいる。まるで畳を敷いたように見える小さな亀裂が...

国賀海岸の写真

写真提供:西村愛

国賀海岸 ( 島根県 西ノ島町 )

西ノ島の西面、13km余りの海岸一帯をいう。粗面玄武岩の溶岩台地が海食され、断崖・岩礁・洞窟が絶妙の造形美をみせ、隠岐の代表的な景勝地になっている。  その中心になる摩天崖(まてんがい)は、実に257mもの大断崖で、海に突きささるかのように垂直にそそり立っている。さらに、海にせり出た巨岩が海食されてできた大石門・通天橋(つ...

稲佐の浜の写真

写真提供:西村愛

稲佐の浜 ( 島根県 出雲市 )

出雲大社西方800mほどにある海岸で、かつては弁天島の前まで波が打ち寄せていたが、近年砂浜が広がり、弁天島と浜がつながった。岩上には鳥居と祠があり、豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られている。国譲り神話、国引き神話の舞台である。  国譲り神話では、高天原から降った建御雷神(たけみかずちのかみ)が、この浜辺に剣を立...

白島海岸の写真

写真提供:隠岐の島町観光協会

白島海岸 ( 島根県 隠岐の島町 )

隠岐の島町のある島後を含む隠岐諸島は、島根・鳥取の県境から北方約60kmに位置し、約180の島と4つの有人島からなる。有人4島は「島前3島」と呼ばれる西ノ島(西ノ島町)、中ノ島(海士町)、知夫里島(知夫村)と島後(隠岐の島町)を指す。島後は隠岐諸島最大の島で、周囲151km、面積242.82km2、面積の約80%を森林が占めている...

瀬戸内海の多島海景観の写真

瀬戸内海の多島海景観 ( 広島県 広島市 / 岡山県 倉敷市 / 愛媛県 今治市 / 香川県 直島町 / 徳島県 )

瀬戸内海は、本州西部、四国、九州に囲まれた日本最大の内海で、東西およそ450km、南北15~55 km、面積23,203km2である。灘や湾と呼ばれる広い部分が、瀬戸や海峡と呼ばれる狭い水路で連結された複雑な構造を持つ。平均水深が38.0mと非常に浅い海だが、瀬戸や海峡では水深100mを超える。700以上の島(有人島は約150)がある多島海...

佐田岬の写真

佐田岬 ( 愛媛県 伊方町 )

瀬戸内海と太平洋を区切るように突出した四国西端の佐田岬半島は、全長約40km、最大幅6km、最小幅500mの日本で最も細長い半島である。半島には、入り江ごとに集落が点在し、段々畑には地域特産の柑橘が栽培されている。岬の先端、潮流の渦まく崖の上に白亜の灯台が立っている。岬に立つと大型船の行き来する豊予(ほうよ)海峡を隔てて佐賀関...

由良半島の写真

由良半島 ( 愛媛県 宇和島市 / 愛媛県 愛南町 )

由良半島は愛媛県の西南部に位置する豊後水道に長く突き出た半島部で、男性的な渦潮と荒波の中に、大猿、小猿の島々が映え、そそり立つ断崖の至る所に海水浸食の洞、怪礁がみられる。昔は串灘と呼ばれたように、突端まで長さ18km、数え切れないほどの入り江と小半島を長い串で刺したような形をしており、尾根を境に宇和島市津島町と南宇和郡...

桂浜の写真

桂浜 ( 高知県 高知市 )

雄大な太平洋に面している桂浜は、月の名所としても名高く、よさこい節にも唄われている景勝地。浜辺の後方は高知市と海岸の間に隆起している丘陵地で、龍頭岬側では坂本龍馬の銅像が雄大な太平洋を見渡している。公園内には大町桂月記念碑・田中桃葉記念碑・高浜虚子 句碑などの文学者の碑がある。西側の丘陵地には高知県立坂本龍馬記念館*...

室戸岬の写真

室戸岬 ( 高知県 室戸市 )

高知市から車で2時間弱。土佐湾の東端、室戸市の最南端。古くはむろとざき(室戸崎)。1927(昭和2)年に日本新八景として注目され、1928(昭和3)年に「室戸岬亜熱帯性樹林および海岸植物群落」が国の天然記念物、ついで国の名勝「室戸岬」の指定をうけた。  亜熱帯性樹林のなかでも目をひく存在としてアコウの林が紹介されている。たこの...

沖の島の写真

沖の島 ( 高知県 宿毛市 )

宿毛市片島港の南西約25kmにある離島。片島港から母島港まで約50分。美しい海に囲まれており、島独特の景観をなしている。また、沖の島付近は黒潮本流と豊後水道の海流による潮目ができやすく漁場として秀でている。磯釣りのメッカとして、全国的な知名度も高く、一年を通して全国各地の釣り人(太公望)が訪れる。

大堂海岸の写真

大堂海岸 ( 高知県 大月町 )

白い花崗岩の断崖景観。高さ30mの石柱の観音岩は遭難者をみちびいたという伝説、120mの断崖のお万の滝については悲恋物語が語り継がれている。  観音岩から大堂山展望台まで高低差200m、全長6kmの遊歩道がある。すべてを歩くと登山となるが、観音岩までは県道から近く比較的気軽に足を運べる。  柏島、竜ケ浜も見渡すことができる。海岸...

柏島の写真

柏島 ( 高知県 大月町 )

高知県西南端、足摺宇和海国立公園内。宿毛湾口にある周囲4km、面積0.6km2の島で、大月半島と橋で結ばれている。島の沿岸は南からの暖流黒潮(貧栄養)と、瀬戸内海から豊後水道を南下してくる富栄養な海水とが混じりあうことで、多種多様な海洋生物の宝庫*。  1990(平成2)年代以降ダイビングスポットとして有名になり、多く...

足摺岬の写真

足摺岬 ( 高知県 土佐清水市 )

高知西南交通バス「足摺岬」下車。土佐清水市街から車で約20分。四国最南端の岬であり、足摺宇和海国立公園の中核的景勝地である。足摺岬の断崖にたつ国内最大級の灯台は高さ18m。1914(大正3)年の点灯。  バスの停留所は第38番札所、金剛福寺*(手前の駐車場)にあり、県道27号道路を挟んで食堂、喫茶店などの建物が軒を並べている。南...

生の松原の写真

生の松原 ( 福岡県 福岡市 )

博多湾の南西隅を占める今津湾岸の弓状の浜に約3kmにわたって見られる美しい松原である。目の前には能古島が浮かび、東方からのびた海の中道につづいて志賀島が望める。松原の中には鎌倉時代に築かれた元寇防塁の一部が残っており、西の長垂海岸との間には国の天然記念物の含紅雲母ペグマタイト*岩脈がある。波静かな海岸は海水浴場となって...

関門海峡の写真

関門海峡 ( 福岡県 北九州市 / 山口県 下関市 )

本州山口県下関市と九州福岡県北九州市の間に位置する。日本海側の響灘と、瀬戸内海や周防灘を結ぶ海峡で、古くから海上交通の要衝であり、重要な航路であった。  歴史的にも、壇ノ浦の戦いで安徳天皇が入水した地、また巌流島での宮本武蔵・佐々木小次郎の決闘の場でもある。  両側にある海域で生じる潮位差により、急潮流や複雑な潮汐...

虹の松原の写真

虹の松原 ( 佐賀県 唐津市 )

松浦川口の東唐津から浜玉町玉島川尻まで、ゆるい弧を描く砂浜にクロマツがびっしりと根をはっている。幅400~700m、長さ約4.5kmにわたる広大な松原は、日本三大松原*のひとつで、玄海国定公園を代表する景勝地である。初代唐津藩主・寺沢志摩守広高が防風防潮林として植えたもので、現在約100万本。遠浅で波静かな海岸は絶好の海水浴場。

日南海岸の写真

写真提供:「みやざき観光情報旬ナビ」

日南海岸 ( 宮崎県 宮崎市 / 宮崎県 日南市 / 宮崎県 他 )

宮崎、鹿児島両県にまたがる日南海岸国定公園。その宮崎県側一帯が一般的に「日南海岸」とよばれる。  太平洋に沿うように、北は青島から、堀切峠、鵜戸神宮、都井岬など数々の観光スポットがある。温暖な気候のため、海岸一帯や海岸沿いを走る国道220号には、ビロウやアコウ、ソテツ、ワシントニアパームといった亜熱帯性植物が茂り、青い...

長目の浜の写真

長目の浜 ( 鹿児島県 薩摩川内市 )

上甑島の景勝地。島の北西部の山すそが風や波によって崩れ落ち、潮風の力でつくられた幅約50m、長さ約4kmの砂州状の弓型の浜。その浜の内側に、なまこ池、貝池、鍬崎池(くわざきいけ)の大小3つの池と、外側に須口池がある。それぞれの池で生態系が異なり、海水と淡水の二層になっているなまこ池にはナマコや魚介類が生息し、貝池はその名の...

吹上浜の写真

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

吹上浜 ( 鹿児島県 いちき串木野市 / 鹿児島県 日置市 / 鹿児島県 南さつま市 )

薩摩半島西海岸、いちき串木野市から南さつま市にわたって広がる幅2~5km、全長47kmの大砂丘。砂丘内には薩摩湖をはじめ6つの堰止湖がある。浜に軽石が多いのも特徴で、白砂青松の海岸には根上がり松や砂に埋もれた老松が見られ、砂丘が移動することを物語っている。  砂丘のうちでもっとも砂丘らしい風景が展開するのは南さつま市金峰町の...

佐多岬の写真

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

佐多岬 ( 鹿児島県 南大隅町 )

大隅半島の先端、北緯31度線に位置する本土最南端の岬。霧島錦江湾国立公園内にあり、佐多岬公園入口から亜熱帯植物の繁茂する道を抜け、御崎神社を経て、展望所までは800mほど歩く。展望所からは岬の先に広がる、太平洋、東シナ海、錦江湾の水平線の大パノラマが望める。晴天時には開聞岳や種子島などの島々も見える。  岬の南端から50m...

あやまる岬の写真

写真提供:奄美市紬観光課

あやまる岬 ( 鹿児島県 奄美市 )

空港の北側の太平洋に突き出した岬で、奄美大島を代表する景勝地である。ゆるやかな起伏があやに織りなす毬(まり)のようであるところから、アヤマルの名が付いたといわれる。

大金久海岸・百合ケ浜の写真

写真提供:ヨロン島観光協会

大金久海岸・百合ケ浜 ( 鹿児島県 与論町 )

大金久海岸は与論島最大級のビーチ。浅瀬でエメラルドグリーンの美しい海が目の前に広がる。百合ケ浜は、大金久海岸の沖合1.5kmに、中潮から大潮の干潮時に現れる砂浜。天候や潮の具合で現れる面積も形も異なる。絶好のシュノーケルポイントとして人気が高い。

田皆岬の写真

田皆岬 ( 鹿児島県 知名町 )

沖永良部島の北西端に突き出た岬で、黒潮に浸食されて隆起した垂直50mの大断崖が広がる。あたりは一面芝生におおわれたカルスト台地で、見下ろせば吸い込まれそうな青い海が広がっている。右手には沖永良部島の海岸線が続いており、晴れていれば徳之島も見える。

東崎(与那国島)の写真

写真提供:垂見健吾

東崎(与那国島) ( 沖縄県 与那国町 )

東西に長い与那国島の、東端に位置する岬。一面に広がる緑の草原に白い灯台が映え、断崖の下は波しぶきをあげる太平洋と東シナ海という雄大な景色。与那国町指定の天然記念物ヨナグニウマや、牛がのんびり草を食む姿も見られる。付近には、かつて船の行き来を見張り、発見すると狼煙を上げたという船見番所の跡が残っている。

西崎(与那国島)の写真

写真提供:垂見健吾

西崎(与那国島) ( 沖縄県 与那国町 )

与那国島の西部、久部良漁港の西にある岬。展望台と灯台、日本国最西端之地記念碑がある。天候によっては西方沖約110kmに台湾の島影を望むことができる。また、東側を見れば久部良の集落、漁港、与那国島全体を見渡すことができる。  展望台に至る道は整備されており、駐車場、トイレもある。与那国町観光協会で日本最西端の証を発行してい...

真栄田岬の写真

真栄田岬 ( 沖縄県 恩納村 )

沖縄本島西海岸を形づくる隆起サンゴからなる海岸線と、雄大な東シナ海が一望できる絶景ポイント。青一色の海の先に、リゾートホテルが立ち並ぶ西海岸から本部半島、その沖に伊江島まで眺めることができ、南側に目を転じれば残波岬が望める。  ここは眺望を楽しむだけでなく、ボートに乗ることなくダイビングやスノーケリングが楽しめるポ...

残波岬の写真

残波岬 ( 沖縄県 読谷村 )

高さ30m前後の断崖が約2km続く、沖縄本島最西端に位置する岬。一帯は、残波岬公園として整備されており、岬手前にある公園には、高さ8.75mの巨大な残波大獅子(うふじし)が鎮座する。  岬の先端部分は琉球石灰岩のゴツゴツした岩場が続いている。ここに立つと、コバルトブルーの東シナ海と、沖縄本島西海岸から本部半島、伊江島や慶良間諸...

渡嘉志久ビーチ(渡嘉敷島)の写真

写真提供:垂見健吾

渡嘉志久ビーチ(渡嘉敷島) ( 沖縄県 渡嘉敷村 )

那覇からの船が着く渡嘉敷港がある島の東側から、島中央部に連なる小高い山を越えて車で約10分。島の西側の山の上から目に飛び込んでくるのが、白い砂浜が約800mも続く渡嘉志久ビーチだ。ここは三方が山に囲まれた湾になっているので、波は穏やか。  このビーチの特徴はウミガメに会える確率が高いこと。海底にウミガメの好物である海草が...

古座間味ビーチ(座間味島)の写真

古座間味ビーチ(座間味島) ( 沖縄県 座間味村 )

座間味島を代表するビーチ。座間味港から徒歩約20分。島の東側、集落から続く道を下り、アダンや琉球松の林を抜けると古座間味ビーチが現われる。砂浜はゆるく弧を描きながら900m近く続き、澄み切った青い海の先には、渡嘉敷島、安室島が眺められる。少し泳げばサンゴの根があり、スノーケリングを楽しむこともできる。  パラソルやビーチ...

ニシ浜(波照間島)の写真

写真提供:垂見健吾

ニシ浜(波照間島) ( 沖縄県 竹富町 )

波照間島は西表島の南に位置し、有人の島では日本最南端の島。島名は「はてのうるましま」からきたものと伝えられる。島の南側は切り立った断崖が続くが、北西側には美しい「ニシ浜」がある。「ニシ」とは沖縄の言葉で北のこと。沖に西表島や仲ノ神島の島影が望めるニシ浜の海は、淡い水色からコバルトブルー、沖の藍色まで、ハテルマブルー...

コンドイ浜(竹富島)の写真

コンドイ浜(竹富島) ( 沖縄県 竹富町 )

竹富島の西海岸にポツンと突き出た小さな岬に広がる海岸。砂の白と海の淡い青、それに空の青の、ブルーと白だけで構成された幻想的な浜。海は遠浅で穏やか、特に干潮時はどこまで歩いても大人の足首くらいまでの水深しかない。また、干潮時は砂が集まってできた砂州も出現する。  沖には西表島や小浜島、黒島が眺められる。トイレ、シャワ...

新城島の海岸(新城島)の写真

新城島の海岸(新城島) ( 沖縄県 竹富町 )

石垣島の西24km、黒島と西表島の間にあり、上地(かみじ)島と下地(しもじ)島の2つの島からなる新城島。2つに離れていることから、沖縄の言葉で「離れる」を意味する「パナリ島」とも呼ばれている。それぞれ周囲4km。  石西礁湖の中でも、ことのほか美しい海に囲まれている。上地島の桟橋近くに広がるクイヌパナは、石灰岩が波に削られて...

仲本海岸(黒島)の写真

仲本海岸(黒島) ( 沖縄県 竹富町 )

石垣島から船で30分ほどのところにある、約200人が暮らす黒島。牛の畜産業が盛んで、人口の10倍以上の牛が飼育され、「牛の島」とも呼ばれている。  仲本海岸は島の西側、黒島港から1.8km、自転車で約9分のところにある。砂浜の長さは80mほどだが、大潮の干潮時には幅150m、長さ450mぐらいの大きな潮だまり「タイドプール」が出現する。水...

川平湾(石垣島)の写真

川平湾(石垣島) ( 沖縄県 石垣市 )

石垣島の北西部に位置し、国の名勝に指定されている。青と緑のグラデーションが美しい静かな入江と、真っ白な砂浜のコントラストが見もの。こんもりと緑が茂る小さな島が湾内に点在して、景色に趣を添えている。ちなみに海面の色が青や緑などさまざまなのは、海の深さや海底の様子などによる。  周辺は公園として整備されており、駐車場、...

底地ビーチ(石垣島)の写真

底地ビーチ(石垣島) ( 沖縄県 石垣市 )

川平集落の北西約1km、モクマオウやテリハボクなどの林を抜けると広がる白砂の浜。ゆるやかに弧を描き、約1kmにわたって続いている。どこまでいっても遠浅で波も穏やかで、子ども連れの海水浴に適している。ただし、干潮時には浅すぎて遊泳はむずかしい。

平久保崎(石垣島)の写真

平久保崎(石垣島) ( 沖縄県 石垣市 )

島の北東端に延びる平久保半島の先端、牧草地を進むと平久保崎灯台が現われる。周りは透明度の高いコバルトブルーの海に囲まれている。沖には小島がぽつんとある。ゆるやかな曲線を描く丘陵は牧場になっている。平久保崎の手前には、平久保のサガリバナ群落がある。

東平安名崎(宮古島)の写真

東平安名崎(宮古島) ( 沖縄県 宮古島市 )

宮古島を代表する景勝地である。島の東端、海原に突き出た長さ2km、幅約150m、隆起サンゴ石灰岩からなる細長い岬。岬の先端および両端は高さ30~40mほどの断崖となっており、波の浸食によってできた奇岩の数々と、透き通る海を眺めることができる。北に東シナ海、南に太平洋を望む大海原は雄大。遊歩道が整備され、宮古島トライアスロンの自...

与那覇前浜(宮古島)の写真

与那覇前浜(宮古島) ( 沖縄県 宮古島市 )

宮古島の南西部、太平洋に面して、真っ白い砂浜が弧を描きながら約7kmも続く美しい浜。きめ細かな砂はサラサラのパウダーサンドで、「東洋一の美しさ」とも称される。正面に来間島を望む。

砂山ビーチ(宮古島)の写真

砂山ビーチ(宮古島) ( 沖縄県 宮古島市 )

宮古島の中心市街地平良から北へ約4kmの位置にある砂山ビーチは、名前の通り、真っ白い砂の山を越えると広がっている小さな浜。海に向かって左手にあるアーチ状になった琉球石灰岩の岩山がビーチのポイントだ。

吉野海岸(宮古島)の写真

写真提供:垂見健吾

吉野海岸(宮古島) ( 沖縄県 宮古島市 )

宮古空港から約20km。島の東海岸にあるスノーケリングポイントとして人気のビーチで、白砂の美しい浜が約500m続いている。リーフに囲まれた透明度の高い穏やかな海には、魚など生き物の種類がとても多く、スノーケリングに最適だ。ただし、干潮時は水深が浅くなり泳げなくなるので要注意。  ビーチ横の駐車場は利用できないので、坂の上の...

新城海岸(宮古島)の写真

新城海岸(宮古島) ( 沖縄県 宮古島市 )

宮古島で吉野海岸と並ぶ人気のスノーケリングポイント。場所は吉野海岸から南西に2kmほど行ったお隣の海岸。遠浅の海は波が静かでとても穏やかなので、小さな子どもを連れていても、安心して海水浴を楽しむことができる。  駐車場、トイレ、シャワー、更衣室は完備されている。軽食が食べられる売店、スノーケル、マスク、フィンの3点セッ...

通り池(下地島)の写真

通り池(下地島) ( 沖縄県 宮古島市 )

下地島の西海岸にある2つの池を「通り池」と呼ぶ。海側(南西)が直径約75m、水深約40~50m、陸側(北東)が直径約55m、水深約25m。琉球石灰岩の洞窟の天井だった部分が、長い年月を経て雨水で浸食され崩れ落ち、このような景観が自然に生まれたと考えられている。  池の間には遊歩道が整備され、途中の東屋から濃紺の水をたたえる池を眺め...

ハテの浜(久米島)の写真

写真提供:一般社団法人 久米島町観光協会

ハテの浜(久米島) ( 沖縄県 久米島町 )

那覇の西方約100kmに浮かぶ久米島は、緑豊かな山が連なり、水が豊富な島。琉球王国時代から、球美(くみ)島とも呼ばれてきた風光明媚な島で、なかでもハテの浜は島を代表する景勝地。島の東側にある奥武(おう)島、オーハ島のさらに沖合に連なる3つの砂洲(前の浜、中の浜、ハテの浜)を総称してハテの浜と呼ぶ。サンゴ礁の土台にサンゴや...

イーフビーチ(久米島)の写真

写真提供:一般社団法人 久米島町観光協会

イーフビーチ(久米島) ( 沖縄県 久米島町 )

風光明媚で琉球王朝時代から「球美(くみ)の島」とも呼ばれてきた久米島。沖縄本島の約100km西に位置するこの島の東側に広がるイーフビーチは、貝殻やサンゴを含むオフホワイトの砂浜が2kmに及ぶ天然のビーチ。「日本の渚100選」に選ばれていて、海底の砂は沖合まで続いている。簡易シャワーやトイレもある。  広い浜辺からは久米島と橋で...

万座毛の写真

万座毛 ( 沖縄県 恩納村 )

「毛」とは野原の意味で、村の中心近く、隆起サンゴ礁の断崖上に広がるコウライシバの平坦地。断崖の高さはおよそ30m。  むかし尚敬王が諸国巡視の折、ここに立ち寄り、その広大さに「万人座せしむるに足る」と称賛したというところからこの名が起こったと伝える。断崖に打ち寄せる白い波、サンゴ礁に映える海原、名護湾から本部半島へとつ...

野甫ビーチ(野甫島)の写真

写真提供:伊平屋村役場

野甫ビーチ(野甫島) ( 沖縄県 伊平屋村 )

野甫島は人口およそ100人(2019(平成31)年1月末現在104人)、周囲4.8kmののどかな島。海水から作る天然塩が人気だ。伊平屋島とは橋でつながっている。サンゴ礁でできた島で、美しいビーチに囲まれている。  野甫ビーチは野甫島東部にあり、伊平屋島から野甫大橋を渡ってすぐ左側。伊平屋島の米崎ビーチと向かい合っている。真っ白な砂の...

二見ヶ浦海岸(伊是名島)の写真

写真提供:垂見健吾

二見ヶ浦海岸(伊是名島) ( 沖縄県 伊是名村 )

沖縄本島の本部半島の北、約27kmにある伊是名島は、琉球王国の礎を築いた尚円(しょうえん)が生まれた島として名高い。尚円は第二尚氏王統を樹立、その王統は1872(明治5)年の琉球処分まで400年以上続いた。島には尚円ゆかりの史跡も多く、南側には尚円の家族や親族が眠る伊是名玉陵がある。  この伊是名玉陵あたりから「海ギタラ」と呼...

慶良間諸島の海の写真

写真提供:垂見健吾

慶良間諸島の海 ( 沖縄県 渡嘉敷村 / 沖縄県 座間味村 )

沖縄本島の西、約30kmの海に広がる約20の島々が慶良間諸島。有人島には渡嘉敷島(渡嘉敷村)、座間味島、阿嘉島、慶留間島(以上、座間味村)があり、その他は無人島である。これらの島の大部分には山があり、海岸線はギザギザして複雑だ。これは山地が沈んだ島である証。200万年~150万年前、琉球列島が中国大陸と陸続きだった時代に、その...

阿波連ビーチ(渡嘉敷島)の写真

写真提供:垂見健吾

阿波連ビーチ(渡嘉敷島) ( 沖縄県 渡嘉敷村 )

渡嘉敷港から車で約15分。島の西岸、渡嘉志久ビーチの南にある、渡嘉敷島を代表する浜。民宿やペンションなどが集まる阿波連集落にあり、島の滞在客だけでなく、那覇から日帰りで海遊びを楽しみに来る人たちでにぎわっている。真っ白い砂浜が約800m続いており、海は遠浅で波も穏やか。子ども連れにも安心だ。

嘉比島の写真

嘉比島 ( 沖縄県 座間味村 )

座間味島阿真ビーチの約1km沖にある小さな無人島。周囲は1.5kmほどで、島の大部分が砂浜と、そこから立ち上がる砂丘でできており、砂丘の背後にソテツやアダンなどの植物が生えている。最高標高は51m。座間味島に向かって広がる砂浜は面積があり、美しい貝殻やサンゴのカケラが多い。砂はサラサラのパウダーサンド。  座間味港から渡船を依...

安室島の写真

安室島 ( 沖縄県 座間味村 )

座間味島の座間味地区の南、約1.3km沖にある無人島。座間味島から渡船を依頼する。周囲は約5.2kmあり、座間味島の沖に並ぶ3つの無人島の中で最大。島の東側に泳ぐのに適した白砂の浜がある。

安慶名敷島の写真

安慶名敷島 ( 沖縄県 座間味村 )

座間味島と向かい合うように並ぶ3つの無人島の真ん中にあるのが安慶名敷島。周囲約2.1km。座間味港の目の前にあり、座間味島に向かって真っ白な砂浜が、まるで舌を出すように延びている。そこに上陸して砂丘を上がると、草原が広がっている。  座間味島の人々に一番なじみのある無人島で、旧暦3月3日の「浜下り」の日に、ここに渡って潮干...

北浜(阿嘉島)の写真

北浜(阿嘉島) ( 沖縄県 座間味村 )

座間味村に属す有人島の中で2番目に大きな島が阿嘉島。この島の北東側に約1km続く浜がニシバマ(北浜)だ。安室島、安慶名敷島、嘉比島が連なる慶良間諸島の内海に向面して、自然のままの白砂の浜が続いている。背後はアダンの林。海底は白い砂地が続き、100mほど沖に泳ぐと、スキューバダイビングのポイントにもなるサンゴの根が広がってい...

オクマビーチの写真

写真提供:オクマビーチ

オクマビーチ ( 沖縄県 国頭村 )

沖縄本島北端の国頭村の西海岸、赤丸岬の南側にほぼ一直線に約1km続く浜。砂は天然の白砂で、きめ細かい。道路をはさんで、オクマ プライベートビーチ & リゾートが広がっている。この一帯はかつて米軍の保養施設だったが、その一部が1977(昭和52)年に返還され、翌年リゾートホテルが開業。約10万m2の敷地にさまざまなタイプの...

ブセナビーチの写真

ブセナビーチ ( 沖縄県 名護市 )

沖縄本島北部、部瀬名岬の南に、ゆるく弧を描きながら延びる浜がブセナビーチ。ヤシの木に囲まれ、長さは約800m、幅は約50mあり、砂の色は薄いベージュ色。ビーチの目の前にはリゾートホテル(ザ・ブセナテラス)が広がっている。  部瀬名岬の先端にはブセナ海中公園の海中展望塔が、その手前にはグラス底ボートの乗り場があり、岬内をシャ...

ムーンビーチの写真

写真提供:ムーンビーチ

ムーンビーチ ( 沖縄県 恩納村 )

復帰前、米軍のパイロットが、月夜に上空から三日月形に光るこの浜を見つけ、その美しさからムーンビーチという名前がつけられたという伝説をもつ浜。復帰前に月の浜海水浴場として営業を始めたが、当時は米軍関係者のみが楽しむビーチだった。  復帰後の1975(昭和50)年、沖縄国際海洋博覧会の開催に合わせて、このビーチを囲むようにホ...

万座ビーチの写真

写真提供:ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート

万座ビーチ ( 沖縄県 恩納村 )

沖縄本島中部、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート内にある万座ビーチは、サンゴ礁に囲まれた静かな内海を持つ美しいビーチ。

エメラルドビーチの写真

写真提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園):エメラルドビーチ

エメラルドビーチ ( 沖縄県 本部町 )

国営沖縄記念公園・海洋博公園内の最北端に位置するビーチ。Y字型に突き出した3エリアからなる珍しいかたちで、向かって中央が「眺めの浜(汀線長150m)」、左手が「憩いの浜(250m)」、右手が「遊びの浜(350m)」と名付けられている。ビーチが3方向を向いているので、それぞれ目の前に広がる光景が異なり、変化に富んでいる。沖縄本島では...

高那崎(波照間島)の写真

高那崎(波照間島) ( 沖縄県 竹富町 )

有人の島では日本最南端である波照間島の、南側の岬一帯を高那崎と呼ぶ。切り立った断崖の先に島影はなく、ただ群青色の海が続いている。  ここには日本の全都道府県から寄せられた石が並ぶ小道がつくられ、その先に「日本最南端之碑」が立っている。この碑は、復帰前の1970(昭和45)年に北海道から旅をしてきた大学生が自費で立てたもの...

辺戸岬の写真

辺戸岬 ( 沖縄県 国頭村 )

沖縄本島の最北端に位置し、鋭くそそり立つ断崖に、太平洋と東シナ海の両大海の波が砕ける様子を望む景勝地。ダイナミックな海岸景観や聖地安須森はもとより、晴れていれば水平線上に鹿児島県最南端の与論島を望むこともできる。戦後のアメリカ統治下において、本土復帰を願って「かがり火集会」が行われた地でもあり、祖国復帰闘争記念碑が...